ヨハンナ・シュピリ初期作品集
「ハイジ」の著者ヨハンナ・シュピリ初期小説
本邦初訳登場!!
アルムおじさんとその妻はどんな人だったのか?
「アルプスの少女ハイジ」の深層が垣間見えるファン必読の小説集。
(訳者より)
『ハイディ』を生み出した作家の出発点を知るという意味で重要であるだけではない。これらの作品はかなりの程度「自伝」的であり、「私小説」的であった。自伝を一切残さなかったヨハンナという人を知る上で貴重な資料であるはずなのにきちんと検証された形跡がほとんどないのは不思議だ。彼女に関する伝記の多くも、単に童話作家の生い立ちという程度にしか紹介しない。本書に載せた作品のどれもが『ハイディ』とは、ある意味驚くほど似ていない。しかしながらいずれもあの『ハイディ』の作者でなくては書き得ないものばかりである
(著者プロフィール)
ヨハンナ・シュピリ
(1827年6月12日 – 1901年7月7日)、 スイスチューリッヒ州ヒルツェル生まれ。1852年には弁護士のベルンハルト・シュピリと結婚し、チューリッヒでの生活の間に田舎での暮らしに関する小説を書き始めた。最初の本『Ein Blatt auf Vrony’s Grab』は1871年に、『アルプスの少女ハイジ』は1880年に出版された。夫との間には息子が1人いたが、夫と共に1884年に死去した。1人になったヨハンナは慈善活動に専念し、死去までに50以上の物語を出版した。遺体はチューリッヒのジールフェルト墓地に埋葬されたが、肖像はスイスの象徴として、1951年には郵便切手に、2001年には20CHF硬貨に使用された。
価 格 1800円(税別)
I S B N 978-4-7734-1000-6
著 者 ヨハンナ・シュピリ(訳・田中紀峰)
発売日 2016/2/27
仕 様 単行本(ソフトカバー)
発 売 垣内出版
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